2014年8月22日金曜日

無題

高鍋のあかりオブジェが宮崎の新聞に掲載されました。
 
本当にたくさんの方にお世話になったのだな~と改めて思いました。
ありがとうございます。
 
 

2014年8月9日土曜日

高鍋町 あかりオブジェ展 ②

 
高鍋の浜は美しく、
それでも高鍋の方々は
特別なところではないから・・・という。

どこでも同じ、
美しいものが普通にありすぎて。
だから、
よそ者の目線でその土地を見る
 
 
いつでも隣にあることが普通。
失ってから思い出となってから気づいては遅すぎるから
 
 
再構築してみる。
 
 
 
 
 
 
 

 
このなかで白い平たい石だけ
加工せず 使おう。
 
と思ったら
探すだけで三日かかった
 
 
 
 
石の作家さんたちと滞在したので
技術と道具をお借りして
制作、内側のコンクリートを削っていただいてるとこ。

 
 
土地の人とそこに集う美術を持った人
ありがとうございました、
本当に。
 
 





リトルトラベラー  Littletraveler
小さな宇宙人 
なんでもない顔してこの土地に着陸して暮らしているけど
本当は 
見たことない船に乗ってきた とくべつな人ばっかりのはず。
内側から温度のある光が。





素材 
 
樹脂
コンクリート
絵具
電球
煉瓦
蚊口浜の石
商店街の路傍の石
 
 
 
 
 
 


2014年8月6日水曜日

高鍋町 あかりオブジェ展①

宮崎県児湯郡高鍋町のプロジェクトに参加してきました。
告知全くせず 申し訳ありません。
 
7月27日~8月3日滞在制作。
高鍋町の商店街の店舗前に灯りオブジェを並べていく十年計画、
今年で二年目です。
 
 
城跡・舞鶴公園にテントを立て、公開制作。
 
 
 
私以外は彫刻家(石)です。

 
 
左から兵庫のクボさん、主宰?の高鍋 田中さん、
京都の松村さん、愛知の尾崎さん、隣町からの杉尾さん。

みんなで共同生活しながら制作した1週間。

朝ごはん。
 
 
 
 
 
 
 
 
天候はけっこう荒れ荒れで、雨でテントの骨も折れる。
 
これには皆 悩まされました。
 
 
 
 
 
 
 

2014年8月4日月曜日

<むすんでひらいて つづいてく>③

遅くなってしまいましたが、
湧水町JR栗野駅での<むすんでひらいて つづいてく>
無事終了いたしました。







 
 
第三の部屋、「Switch とBack」
 
 
 
 
 

展示が決まると
一番初めに、その土地について知ろうとする。

散歩や土地の人との会話。

今回はとても素敵な町立図書館があると聞き
そこで郷土誌を紐解いた。


旧栗野町時代の栗野駅はジャンクション駅で
廃線となった山野線が存在した当時は、今を想像もさせないほど人が行き交い
常駐職員は100人は居たという。

豊かな物流。

その中に 山を越えて届く水俣の海の恵みもあったという。


以下資料

「隠された水俣病1:山間の食卓にも汚染魚」『朝日新聞』09/10/30
国鉄水俣駅を午前6時10分に出る始発の車内は、生臭い魚のにおいに包まれた。乗客は仕入れた魚をかごいっぱいにした行商人たちだ。
 1988年に廃線となった国鉄山野線。その列車は50-60年代、水俣駅から県境の険しい山をループ境で越え、55.7キロ先の内陸部、鹿児島県栗野町(現湧水町)までの地域に水俣の魚を届けていた。






それを知ったのち書いた詩を
持ち帰れるように
メモとして会場に事務紐で束ねて置いた。


<かつて
山 野
という一本の線がありました。
 
人や芋やネジや炭や牛や馬、 
 
たくさんたくさん山と野を行き交った。
 
駅で働く、ひゃく人
 
夜の鐘も鳴らされた。
 
時間は もう ゆっくりひるがえって。
 
越えてゆくための 道が閉じられ
 
いま
水に名前を変えた町の 穏やかな扉。
 
手を 放したのかもしれない。
 
もともと ゆるやかな結びつきだったのかもしれない。
 
 それからの風景。>



素材


駅所蔵書物
事務机

造花
鉄道模型
栗野岳の木

マスキングテープ
 
 
 
 
 
 
足をお運びいただいた皆様、
霧島アートな旅スタッフの皆様
 
ありがとうございました。